今週注目の経済指標

ゲン》今日は、日曜でマーケットもお休みなので来週の重要な経済指標を発表でもまとめておきましょうか!

1/19 中国GDP、ユーロ消費者物価指数

1/20 アメリカCPI(消費者物価指数)、アメリカ住宅着工件数

1/21 ECB(欧州の中央銀行)の政策金利発表

厳選するとこんな感じかな!

ハタ》1月20日が目玉って感じですか?

ゲン》うん、僕らが注目しているアメリカの物価に関する指標の発表だからね!

でも、今のマーケット環境だと中国GDPも大注目だよね!

ハタ》なるほど!

中国のGDPは伸びてはなさそうですよね

ゲン》一概にはそうはいえないかもしれない。

中国の株価が暴落したのは、1/4の中国PMI(購買者担当景気指数)の発表が端を発っしているのだけれど、今回発表のGDPは10月−12月対象だからね。

実際前回(6月−9月)のGDPの数値は6,9%で、今回(10月-12月)のマーケット予想も横ばいの6.9%。

意外なことにマーケットは下振れを想定していないんだよ。

GDPは遅行指数であることを忘れてはいけないね。

ハタ》そうなんですね!

今後についてもアジア投資銀行が発足して中国がまた盛り返す可能性でてきましたね

ゲン》そうだといいけど、僕は今回のGDPはマーケット予想を下回る数値を予想しているyo

PMI 推移: (8月49.7% 9月49.8% 10月49.8%) (11月49.6% 12月49.7% 1月48.2%)

ご覧の通り、PMIの数値は3ヶ月比較で下振れているし、

実は中国の翌日物銀行間金利は2015年12月の頭くらい荒い値動きを示していた。

今回のGDPが前回と横ばいということはないきがするんだー。

ハタ》なるほど!中国はまだ厳しい状況が続きそうですね

ゲン》うん、そうだと思う。だから1/19は中国GDP発表後の動きには注意が必要だね。

僕たちは結果を予想しているので、中国GDP発表後は円高、株安を予想することになるね。

悪い結果を予想しているので、

後はやはり1/20発表のアメリカCPIか...

確かにFRBはPCE(個人消費支出)を一番重視しているけど、

CPIとPCEの相関関係はとても、高いからね。

原油安が物価全体に波及していないか、

僕たちの想定通り物価は上昇基調にあるか、

それらを確かめる、とても重要な指標になろう。もちろん、この結果は3月の利上げ動向にも大きく影響するだろうしね。

ハタ》CPI次第では雇用は堅調でも消費物価が弱い印象強めることになってアメリカ市場も少し厳しくなって、円高株安は進む可能性ありますね

株安は以前より話題になってますが、具体的に何円までいくと考えますか?

ゲン》僕は基本的に世界経済動向にマーケット予想よりも、強気なスタンスだから

株価はこれ以上はそんなに下がらないとみている。

ただ、来週は中国GDP発表後に一旦株価は下がるとも予想しているわけだから、16,500円をボトムとしておこうか。

ハタ》支持します!

ゲン》broも同じ感じの予想かい??

ハタ》はい!今は市況が不安定で投機的な売りも出て株安はしばらく続くと思いますが、16,000円前後で下げ止まり3月の決算発表次第では上ぶれしていくんじゃないかと

ゲン》なるほど!その予想を忘れず、結果を検証していこう!